玉蜀黍

今日のイッピンはトウモロコシです

トウモロコシと聞くと夏休みとか、縁日などを想像してしましまいます。トウモロコシを漢字で書くと玉蜀黍と書きます。以外に難しい漢字ですね。そんなトウモロコシの歴史や文化、栄養価などを調べてみましょう。

トウモロコシの歴史

とうもろこしの原産地起源は明確にはわかっていませんが、有力な説として、原産地はメキシコ、ボリビアなどの中南米付近、起源はいまから5,500年から7,500年ぐらい前といわれています。 とうもろこしが世界に広まったのは、15世紀末にコロンブスがアメリカ大陸からスペインへ持ち帰ったのがきっかけといわれています。日本へは1579年にポルトガル人が伝えたのが最初で、江戸時代にある程度広まりました。その後、明治時代に入ってアメリカから種実を導入し、北海道で栽培されるようになり、全国に普及しました。

トウモロコシの栄養価

トウモロコシは実はおいしいだけではないのです。 身体のエネルギーになる炭水化物を主として、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン群、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品なのです。

美味しいトウモロコシの見分け方

旬になると、スーパーや八百屋で皮付きのトウモロコシを見かけるようになります。塩ゆでするだけで、とても美味しいですよね。そこで皮付きの美味しいトウモロコシの選び方は次の3つです。

1.ひげがフサフサしていて先が茶色のもの

2.外側の皮の色は緑色の濃くてツヤがあるもの

3.切り口の部分が白くてキレイなもの 皮付きのトウモロコシのひげの多いものは、粒も多く揃っています。

茶色になったひげは熟しているサインですが、ひげの根本まで茶色のトウモロコシは熟しすぎているので避けた方がいいと思います。皮の色は、緑色の濃くてツヤがあるもの、切り口の部分が白くキレイなものが新鮮なトウモロコシといえます。

トウモロコシは朝が美味しい

朝もぎがおいしいのは、光合成をしているときは呼吸をしたり栄養を運んだりが活発になるだけで、光合成が終わってから栄養を使いとうもろこし自身の基礎代謝を高めるので、光合成前の朝がいいのです!ちなみに、葉ものは光合成したてがおいしいとされています。季節にもよりますが、午前10時以降の方がおいしく食べられます。野菜の食べる部分によって光合成したてなのかそうでないのかが違ってくるのですね。この夏も甘くておいしいとうもろこしを、朝もぎでガブリっといただきたいものですね。