今日のイッピンは人参です
円錐形のにんじんは10世紀頃に現在のトルコ西部辺りで誕生したと推定され、12~15世紀頃ヨーロッパに広がりました。 現在のようなオレンジ色のにんじんは17~18世紀頃にオランダで作り出されたものといわれています。 東洋系にんじんは12~13世紀頃に中国に伝わり、改良されて日本にも伝わりました。
特徴
ビタミンB、カロテンが豊富で、緑黄色野菜に分類される。カロテンの呼称がニンジンの英語名である「キャロット」に由来するように、ニンジンのカロテン量はずば抜けて多く、中くらいの半本で、1日の必要量がとれるほどである。またビタミンB・C、カルシウム、鉄も多く、栄養的価値が高い。カロテンを多く含むため、リコピンを多く含むトマトといっしょに食べると癌予防によいと言われている。一方、東洋系ニンジンの金時ニンジンにはカロテンはほとんど含まれず、トマト同様リコピンが多く含まれている。
カレーやサラダなど、1年を通じ出回っている野菜「ニンジン」には、物凄く沢山の品種があることをご存知ですか?みなさんがよくご存知なのはオレンジ色のニンジンかと思いますが、中には黄色や紫色などの綺麗な色をしたニンジンもあります。